武満徹ソングブックコンサートだより
朝起きて、大好きな別宮さんの所で髪の毛を結ってもらいに行く。
ベックにいったら、またパワーが注入されそうで。
ぱしゃり。
パーシモンホールに着くまでに雨足がとても強くなる。
大丈夫かなぁと思いながら、都立大に到着。
駅で、クルクルパーマのイケメンがいたので顔を見たら江利川くんだった。コンサートの物販のお手伝いに来てくれていたみたい。
一緒にパーシモンホールへ。
楽屋に到着。何だかこの張り紙に妙にビビる。
いり時間が13時だったのに、11時台に到着してしまったので、ぼけーと過ごす。
ここがステージかぁ。
出演者のみなさんも順々に集まり、リハーサル開始。14時。
この頃、暴風雨。大丈夫かなぁ・・・
リハも終わり。本番を待つ。
リハーサルが緊張のピークで、私は声が出なかった・・・
アンさんと、美緒ちゃんがストレッチをしたり、発声練習をしたりしてるので混じって遊んでもらう。
おおはたまみ。兄と妹。顔が似てるのよね。
おおはたさんはギター沢さんはピアノ私はウクレレがない状態でのコンサートははじめて。
なんだか新鮮~。
男性ボーカリストのもうお人方。松平敬さん。
そしていよいよ本番。
貴重な舞台そでからの写真。
ショーロクラブのインストが終わってアンサリーさんからスタート。
うっとり、後ろのソファで聴く。
アンサリーさんの声ってなにか癒しの波動があるよね。一瞬で空気が浄化されていく。
次に、沢さんが登場。
「うたうだけ」という軽快な歌を。私は、ならないユビパチパチをならしてるふりして遊んだ。
すごいなぁ。沢さんの背中から羽が生えてたよ。会場の方の笑顔が見えたよ。
次に、おおたか静流さん。
ピーンと張り詰めたあの空気。
私が、一番好きな「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」を。
昨日ノ悲シミ
今日ノ涙
明日ハ晴レカナ
曇リカナ
昨日ノ苦シミ
今日ノ悩ミ
明日ハ晴レカナ
曇リカナ
思わず泣いてしまった。
一音一音に魂が込められていて、ゾクゾクゾクゾクと。
素晴らしすぎる。
そして、おおはたさんが「島へ」を。
あぁ、私が大好きな歌声。
ずっと、そっと聴いていたアーティストの背中を見ながら聴き入る。
不思議だなぁ。
ありがたいなぁ。
嬉しいなぁ。
いろんな感情がめぐる。
ハッと気がついたら私の番だった。
秋岡さんのMCの時にピョコピョコ登場。
上野くんとりえぽが「たまみー!」って叫んでくれた。ありがとう。がっちり聞こえたよ笑
NHKのど自慢に出てる気持ちになった。
リハーサルはとっても緊張していたのだけれど、なぜだか本番はそのいやな緊張がなくなって、ステージに立った時には、あ、ドキドキしてないなぁって思ったのだ。
「まぁるい~」と唄い出せたので、なんだか完全に安心しきってしまって実は記憶がその後飛んだ。
私ちゃんと、歌詞間違えずに歌えていたのかなぁ。
その後に、インストが入り、「見えないこども」を松平敬さんが唄う。
強いけど、柔らかい声。圧倒的なパワーが会場を包む。
お客さんとして初パーシモンに来た時に、松平さんはステージで唄ってたんだよ。
不思議・・・。
その後に、美緒ちゃん登場。「ワルツ~映画「他人の顔」より」
美緒ちゃんは唄うために生まれてきたのだと思う。
また会場の空気がふわっと変わる。面白いね。音って空気が変わるから。
コンサート後に、おおたかさんと。
今回のコンサートは、ショーロクラブの3人が作りだした武満徹さんへのラブレターのように感じたよ。
何でここでこうなるんだよ、ほんと武満さんは変態だなぁなんて、リハーサルでぶつくさ言いながら、3人の顔はいつも笑っていて。
そこには、尊敬とか憧れとかいろんなものが混ざっているんだと思った。
とても、素晴らしいコンサートになったと思います。
私にとっても、貴重な体験でした。
もう、私に出来ることはやりきったので、達成感しかなくって。
それは、今回共演させていただいたボーカリストの方々のお陰だし、ショーロクラブさんのお陰だし、陰で支えて下さった、スタッフの皆さんのおかげだし、見に来て下さった方々のおかげです。
みなさんで、ひょいっと私を持ち上げてくださって壁を一つ乗り越えることが出来ました。
本当にありがとうございます。
またこれからも楽しんでいこう。
お花や、差し入れ。本当にありがとうございます。
幸せ。
りえぽ。ありがとう。