いろーんな
文京区のシビックホールにお兄ちゃんといったのは最近の話。
「あの、あずき色の変な形の屋根が見えるら?」
『え?あのサウナのすぐ後ろ?』
「ちがう、そこから11時方向見てみ~あるら?」
『あ~あった、ど変な形してるじゃん。』
「そう、そこの斜め前。あれがおれんちだで。ちなみに、ベランダ見えるら?あれん俺の部屋だに?」
あまり興味のない・・・(笑)わたしは
『へぇ~ふぅ~ん』
と言いながら、ありんこより小さい人たちを見つめながら、この人たちにもそれぞれの人生があるんだなぁと思ったら、なんだか愛おしくなった。
それぞれに、おかぁさんは必ずいて。
子供だった時間も必ずあって。
そうやって、俯瞰して物事を見るとなんだかどうでもいいことが多くなってくるね。
大好きで尊敬する友人の写真家のアラタ君のお父様は大学の教授だったわけですが、
最後の講義をアラタ君が写真を撮っていた。
さいごに家族の写真があって。
なんだか、素敵だなぁと思った。
ファインダー越しに見る、見慣れたお父さんは、どんな感じだった?
あ、2時34分。
連番だ。