バリ紀行 28日編
28日。わくわくと支度を整え駅に向かう。
中身は何も入ってないのにトランクがやたらと重かった。
ガラガラと音をたてて駅に到着。
小田急、山手線、京成線を乗り次いで成田に到着。
手続きをサクサク済ませて飛行機の時間までしばしボーっとしていた。
あっちに着いたら暑いよなぁ。と思い、来ていた長そでとタイツを脱ぐ。
そんなこんなであっという間に出発の時間。
さ~!いってきまぁす。
バリについたのはもう、日が変わろうとしていたころ。
バリ特有の匂いを嗅ぎながらHISの人に3泊するホテル「バクンサリホテル」に連れて行ってもらう。
同じ便、同じ日数いる21歳の男の子4人組と一緒になる。
一人で来たことを告げると、驚いて「傷心旅行っすか?」と聞かれる。
やっぱり一人旅行はおかしいのかしら。悔しかったので「男が4人で来てんじゃないわよ!」と言ってやる。
この日はシャンプーを買いにホテル近くのサークルKに行った。
夜遅く、やたらと声をかけられる。
サークルKではやたらと日本語のうまいしんちゃんと名乗る男性に遭遇。
「なんでやねん!」「そんなのかんけーねー」を連発するこの男、この先滞在中偶然毎日会うことになる事はこの時は知らない。
次の日に備えて2時に就寝。シャワーの出が悪い。安ホテル故。